未婚での出産を経験した私

【シンママで出産することに決める】

私の場合、20代の頃に一度目の結婚をしたのですが、当時のだんなさんが子供嫌いと後に分かり、結局、子供を授かれずに30歳で離婚した上、38歳で未婚で妊娠し、39歳でひとりで出産して子育てしています。39歳でシンママになりました。

こう聞くと、「どれだけ子育てで苦労しているんだろう」とか「シンママってかわいそう」なんて感じるかたもいらっしゃるかもしれませんが、大変ながら本当に子供が私のところに来てくれてよかったとしみじみと感じています。

子供が生まれると、今までひとりであったときの「幸せ」と比べて、「幸せ」の質が変化していることを自分としても感じています。 子育てすると、自分の親への気持も変わってきます。

尚、妊娠中もおなかの赤ちゃんのことを考えて食べるものに気を遣ったり行動したりしていると、生まれてくる前から大切に育てられてきて、「今の自分がある」ということにも気付くものです。

シンママだと、まるで「自分のチカラでここまでやってきた、自分はなんでもできる」なんて思ってしまうこともありますが、それは大切に親が育ててくれたおかげなのです。

子育てしながらも自分が人間としてさらに成長できるわけですから、これほど「幸せ」なことはありません。 しかも、シンママとして自分ひとりで育てているんですから、胸を張って自分の子供を素敵な人に成長させてあげたいものです。

【シンママになる道のり】

私は冬に男の子を無事出産しましたが、妊娠当初から母子家庭(シンママ)の予定でした。 どうしてそうなってしまったのかこの経緯について少し触れておきたいと思います。

付き合っていた男性は妻との関係がよくなく、離婚が済んだらゆくゆく私と結婚というカタチを取る予定でした。そして、赤ちゃんを身ごもった時には出産を決断しました。

もちろん、どんな理由であれ当時結婚している男性との間に、子供ができてしまうという状態は後ろ指を指されても仕方がないことでしょう。

それも理解したうえで、38歳という年齢でできた赤ちゃんは私に取っては本当に最後のチャンスであり、これを諦めると言うことは出来ませんでした。 ただ、最終的に、お付き合いしていた男性とは結婚することはできませんでした。

そして、現在、母子家庭で子供を育てていますが、この出産の決断をした時から「母子家庭」でやっていくという覚悟を既に持っていました。 当時、収入は少ないものの、小さなマンションを所有しており、やっていける目論見がありました。

尚、妊娠したときはこの男性と結婚するつもりがありましたが、妊娠してからのあまりの態度の変化に今ではまったく関わりを持ちたくないと思うようになってしまいました。

ただ、この子を授かったことに関しては大変感謝しています。 いずれにせよ全て自分の肩にかかってくることを認識して、子育てと仕事を頑張れば大丈夫だと思っています。

【シンママの子育て】

未婚でシンママ、出産して1年が経過したころです。 この1年間は子育てと仕事であっという間に過ぎました。 子供のためにも3つの仕事を掛け持ちしています。 そのため、子供と一緒に遊べないことが多かったです。

生活のために仕事をしなければいけないのはもちろんですが、このまま息子に寂しい思いをさせるのもよくありません。 そこで、1歳になったのをきっかけに公園に出かけるようになりました。

ただ、1歳だと公園にある遊具で遊べないことが多いので、砂場や広場で遊ぶことになります。 なので、公園に行くときはおもちゃも一緒に持っていくことにしています。 そこで、公園でよく遊んでくれるおもちゃを紹介します。

砂場セット

砂場セットは色々売っていると思いますが、テレビで人気のキャラクターの砂場セットは大人気でした。砂場で遊んでいると、他の赤ちゃんたちもやって来て、みんなで仲良く遊んでくれます。ただ他の赤ちゃんたちと取り合いにならないようにだけ注意してください。普通の砂場セットよりは少し高くなりますが、赤ちゃんには喜ばれます。

しゃぼん玉

1歳の赤ちゃんが吹くことは出来ませんが、親が吹いてあげると喜びます。ちなみに吹くタイプのしゃぼん玉ではなく、液をつけて押すだけでしゃぼん玉が出るタイプのものだと、1歳の赤ちゃんでも使えました。

また、リングを液に付け、振ると大きなしゃぼん玉が出来るものも人気でした。1歳の赤ちゃんではなかなか上手に作れないので、親が手伝ってあげなければいけませんが、大きいしゃぼん玉が出来ると大喜びです。しゃぼん玉を追っかけたり潰したりして、とても楽しそうでした。

ボール

1歳になって動き回れるようになると、ボールをキックするようになります。公園のように広い所だと、ボール遊びをしたくなるようです。1歳だと私のところに上手に蹴ってはくれないので、親は走り回ってかなり疲れますが、運動をするいい機会にはなります。お友達の女の子もボールは興味があるようでした。女の子にボールを貸してあげると、投げたり蹴ったりして遊んでいました。男女問わずボールは人気でした。

三輪車

1歳だと三輪車に乗って遊ぶというよりは、ベルを鳴らしたり、ハンドルを回したりして遊んでいました。尚、親が後ろから押してあげるタイプのものだと1歳からでも乗れるので、公園でも遊べ、さらに散歩でも使えます。三輪車はベビーカーよりも喜びます。ただ、折りたためないので場所を取るのが難点です。

子供が病気で入院する

シンママとして子育てをしていて一番大変だったのが、子供の長期入院です。 子供が初めて入院したのが、1歳の誕生日の直前、10月の台風シーズンでした。検査の為に看護婦さんに抱かれて、泣きながら1人でレントゲン室に入っていった子供。親の手元から離れていくなんて初めてだったので涙が止まりませんでした。

そして、子供を病室に1人残して自分だけ家に帰るなんてとても耐えられないと思いました。なので、「息子が寂しがらないように、テレビを付けっぱなしにしておいてください」と看護師さんに頼んだこともあります。

尚、完全看護の小児科病棟では、深夜でも看護士さんの見回りがあります。眠れずに泣いている子がいたら、他のお子さんが起きないようにナースステーションに連れていって泣き止むまで一緒にいてくれることもあります。

そして、面会時間には、できるだけベッドのなかに入って抱っこや添い寝をして、スキンシップを取りました。そして、病室で迎えた1歳の誕生日。ベッドのテーブルには栄養士さんが心を込めて考えてくださった、誕生日のごちそうが並びました。

可愛くかたどったケチャップライスに、プチトマトをくり抜いて中に卵を使わないマヨネーズに作ったポテトサラダを詰めたスタッフドトマト、フライドチキン、ゼリー、野菜がたっぷりのミネストローネ風コンソメスープ。

主治医の先生が「ぼくも食べたいなぁ」と笑いながらおっしゃいました。また、息子はお気に入りの若い看護婦さんがいて、その看護婦さんに抱っこされるととっても嬉しそうでした。 このように、病院のスタッフの心の籠った手厚い看護を見たときに、私自身の心の落ち着きも戻ったような気がします。

尚、子供が病気で長期入院すると、自分の子育てを責めたり、入院中の面会時に張り切り過ぎてダウンしてしまったりと、大変な思いをすることもあります。 そこで、入院中、子供を心からケアしてあげられるような心がけを幾つかご紹介したいと思います。

子供部屋のような雰囲気にする

これは病院にもよりますが、入院した病院がそれほど厳しくはなかったので、ベッド周りを息子のお気に入りで飾りました。例えば「手作りモビール」。ハンガーをきれいなタオルで巻いて、そこに着なくなったベビー服の端切れやフェルトで作った、小鳥や花や猫などのモチーフをきれいな色の刺繍糸でぶら下げました。

この「手作りモビール」をベッドの柵にフックと共に取り付けました。 それから、壁に季節のモチーフをかたどった飾りを配しました。そして、入院が秋だったので、水色の色紙をバックに、沢山の真っ赤な紅葉やレモン色のイチョウの形に切り抜いたものをちりばめて、トンボを切り抜いたものも貼りました。

他には、電車やカブトムシを折り紙で作って、線路の形に切り抜いた色画用紙の上に貼り付けて壁に飾りました。今は、剥がした跡が残らない粘着テープが幾種類も市販されているので、気兼ねなく飾り付けができます。

病室ではテレビでアニメなどを観て、ボーっと過ごすことが多くなってしまう入院生活。ほんの少しでも視覚的な刺激を与えてあげるのは、大切かと思います。

期間限定の仲良しさんを作る

適度な距離を取ることは言うまでもありませんが、病室が同じになったお子さんやママにはこちらから積極的に話し掛けるようにしました。 そして、入院中だけのお付き合いという期間限定の「仲良しさん」を作るようにしました。

なぜ、期間限定なのかというと、やはり同じ悩みを持った親同士とはいえ、治療経過や家庭環境の違いで微妙なずれが生じるものです。実際、、退院後にまでお付き合いが発展することはあまりなかったし、距離感をつかみ損ねてしまうと、精神的に疲れることが多かったからです。

尚、期間限定と割り切って、できるだけ気持ちの良い関わり方を心掛けると、入院生活が楽に過ごせます。こうして「入院中の仲良しさん」になってもらったお子さんとは、ベッドサイドでカルタ取りやトランプや、小さなゲームなどを楽しんだりプレイルームで一緒に遊んだりしました。

また、年上のお兄さんと同室になったときは、優しくしてもらい、一人っ子の息子は嬉しかったようですし、逆に自分よりも小さなお子さんと同室になったときには、声を掛けてあげたり、異常が見られたときには看護士さんに知らせたりと、小さな社会性も芽生えました。

退院後に気を付けること

退院後は治療の経過観察をする為に、退院してからあまり間を空けずに退院後診察を受けなければなりません。多くの病院では一般外来を避けて、午後の時間帯にこの退院後診察があります。

尚、退院したばかりは免疫力が落ちているため、色々なウィルスに感染しやすいので、病院だけでなく外出時には細心の注意を払うことが大切です。

冬場は、マスクを着用させるのは当然のこと、他には、特に肩甲骨あたりをカイロなどで保温してあげたり、こまめな水分補給が必要です。

また、小児外来に置いてあるおもちゃや絵本はなるべく触らせないか、除菌効果のあるウェットティッシュで拭いてから与えるようにします。普段はそこまで神経質にならなくてもいいのですが、退院後の外来診察では多少の気遣いが必要になります。

そして、退院後しばらくは、外出を最低限に控え、生活のリズムも入院時と同じような早寝早起きを徹底してあげた方が、「症状のぶり返し」を予防できます。病棟では6時起床8時~9時就寝と決められているので、できるだけそのリズムは続けるようにしました。

早寝・早起きの習慣を小さな頃から付けておくと、学齢期になってから楽です。

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